皆既月食 復習!
以前の記事で取り急ぎJpeg化した写真を載せましたが、今回はRAWデータを調整&トリム等してみたいと思います。また、撮影時の設定などまとめておきます。
前回記事の1枚目の写真
F値5.6、シャッター速度1/80、ISO感度100 の設定で撮ったものです。
その写真のお月さんをアップにしてみました。
月の模様も綺麗に撮れ、中々良かったのではないでしょうか。
さすがというか、やはり、ISO100では地球の影の赤味はでませんね。
普通の三日月と言われたら、それまでですかね(泣)
2枚目の写真
設定はF値5.6、シャッター速度1/4秒、ISO感度1600 でした。
アップにしてみると、こんな感じ。
少しボケてますね。
シャッター速度1/4秒は遅かったみたいです。
月は移動しているので、1/4秒では厳しかったでしょうか。
3枚目の写真
アップしてみます。
これも若干ボケてます。
赤味はかなりいい味が出てるのではないでしょうか。
ボケないようシャッター速度を早めるたいと思い、ISO感度を3200に上げてみたのが、こちらになります。
F値5.6、シャッター速度1/10、ISO感度3200 という設定
少し暗めではありますが、ぱっと見いい感じに撮れたのではないでしょうか。
月がどんどん進む為、右上いっぱいの所に来てしまったのが少し残念でしょうか?
アップにしてみます。
ボケ具合は低減されています。
がしかし、ISO感度3200だと画質が粗く、ノイズがかなり出てしまいました。
RAW現像時にノイズを低減したので、ぬるっと滑らかな仕上がりになってしまいました。
ISO感度12800の写真
EOS Kiss 7iには12800までのISO感度が設定出来ますが、今回の撮影ではかなりノイズが出てしまい、イマイチな仕上がりでした。
ちなみにこんな感じです。ノイズは最大限、低減しました。
設定はF値5.6、シャッター速度1/10、ISO感度12800といった感じ。
トリムする前はこんな感じの写真でした。
まぁ、もともと赤味の影が出る写真を撮る為には、もう少し望遠できるレンズじゃないと厳しいと分かっていたのでボケるのは仕方ないですね。引いた写真で楽しめれば良いと考えます!
今回、急ごしらえで撮影した身としては十分だったんではないでしょうか。今回は皆既月食が終わった後の地球の影が抜けていく様子が、雲がかかったため撮れませんでした。次回いつあるか分かりませんが、チャレンジ出来たらインターバル撮影とかにも挑戦してみたいですね。
月食が始まる前の月。
薄い雲のはざまでしっかり輝くお月さん、行燈みたいに光が拡散して素敵でした。
これから世紀の天体ショーを見せてくれるかどうか、やきもきしていた気持ちを少し落ち着かせてくれました。
最後に富士山!
月の光が強いと、日が落ち終わっても闇夜に富士山がうっすらと見えました。こんな富士山も好きです。
自然界の色のグラデーションは見事ですよね。いろいろな青や紺。今は冬の為、色鮮やかな写真は撮れていませんが、春が来たら…楽しみですね。それまでは、冬の今しか取れない写真を楽しみます。
ではでは、
この辺で。