お月さんのヘタ
先日、お月さんの画像をアップしました。
その時に、お月さんは果物や野菜に見えると書きました。
それは右下の模様がヘタのように見えたから。
みかん
瓜科
そっくり。
ヘタの部分、少し調べてみました。
【月のクレーター ティコ(Tycho)】
デンマークの天文学者のティコ・ブラーエにちなんで命名されたそう。
直径:85.29km、深さ:4.8km
1億8千年前にできた比較的新しいクレーターらしい。
1億年も前だとかなり古く感じるけど、天体の世界の時間ではそうではないのでしょうね。
縄文時代が約1万5千年前頃から。
ヒト族とチンパンジーの共通祖先が分岐したのはおおよそ200万から1000万年前。
恐竜のいた白亜紀が約1億4500万年前から6600万年前。
その前のジュラ紀(約1億9960万年前から)。
ティコはジュラ紀にできたクレーターということか。
地上では恐竜が栄えていた時に、頭上の月にこんな巨大なクレーターが出来ていたなんて。今現在に置き換えて考えてみると、恐ろしいですね。
スイカのような瓜に見えるのは、ティコの中心から放射状に見えるスジのせいですね。
放射状の線は、「光条」(こうじょう)もしくは「輝条」(きじょう)といって(英語ではray system)、クレーターが出来た時に広がった噴射物だそう。ティコの光条は1500kmもあるのだとか。衝突の時の威力が凄まじかったんですね。
1645年に出版された「月面図」に初めて登場したそう。
月面図!
月の地名を覚えるのも楽しそうですね。
いつか月面旅行!なんて。
生きているうちに実現出来たら面白いですね。